2023年11月1日
ワイヤレス給電(無線給電)の見える化を開始しました!
今年度から、Tsunashima SSTにあるイノベーションスタジオに、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム 「Enesphere®」を設置し、実証をしておりますが、この度、無線で供給されているために“見えない電気の供給量”を“数字で見る”ことが出来るようになりました。
現在、受信機が4台あり、それぞれが受け取っている電力を、リアルタイムに画面でご確認いただけます。これにより、空間の中で、どこにどれくらいの電力が供給されているかを、数字で見ることが出来るようになりました。
<空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムとは>
パナソニックホールディングス、およびパナソニックシステムネットワークス開発研究所は、920MHz帯のマイクロ波を活用し、数メートル先の受信機に、ワイヤレス電力伝送を行うことができる技術を開発。
IoTの普及によりセンサなどの電子機器が増加し、定期的な電池交換、充電作業や電源ケーブルなどの配線施工が大きな負担となっていましたが、この技術によりいつでもどこでも電力供給をすることが可能になります。
例えば、見守り・健康管理用のバイタルセンサや工場やオフィスなどに多数設置されたIoTセンサへ、無線で一括に電力を供給します。
イノベーションスタジオでは、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムが設置されており、実際にご覧いただくことが可能です。
ご興味のある方は、まずは下記問い合わせ先までご連絡ください。
【問い合わせ先】mailto:enesphere@ml.jp.panasonic.com
【プレスリリース】https://news.panasonic.com/jp/press/jn220324-3
■空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの見える化画面
■イノベーションスタジオに設置されている送電機
■受信機