2024年3月15日
「こども防災フェア2024」を開催いたしました!
今年度は、関東大震災100年の節目であるとともに、1月1日に発生しました能登半島地震もございました。
横浜市港北区においても、こどもや子育て世帯をはじめとした若年層への防災意識向上を目指し、昨年に続き、3月10日(日曜日)、横浜市港北区と、Tsunashima SST まちづくり運営協議会の共催で、「こども防災フェア2024」をTsunashima SSTにて開催いたしました。
Tsunashima SSTまちづくり運営協議会に参画している企業を含め、計22社が出展。約750名(前年比88%増)のこどもたちがスタンプラリーに参加しました。
①芝生エリア
非常時に炊き出しを行うためのかまどとして使える「かまどベンチ」や、トイレとして使える「防災トイレ」について説明いたしました。これらの設備は、非常時には近隣住民の皆様にもお使いいただけます。(平常時は、ベンチとしてユニーを訪れる方々に使っていただいております)
②イートインエリア
イートインスエリアでは、近隣の箕輪小学校と日吉南小学校の生徒が学習発表会を行ったほか、防災グッズの製作体験会を実施。非常時に使えるライトとして、水に浸けると点灯を始めるLEDライトを作成しました。
③屋上エリア
屋上駐車場では、非常時の移動手段として、電動アシスト自転車や電動車椅子、電動キックボードを試乗いただいたり、救急救命や給水車から実際に水を受け取る体験をしていただいた他、防災関連の説明をいたしました。
④バックヤードエリア
バックヤードでは、間近で消防車を見ることができ、また、特別救助隊による迫力あるロープ降下訓練も披露されました。
⑤貫通通路エリア
貫通津通路では、関東大震災の体験、キャンピングトレーラーやキャンピングカーなどについて説明を聞きながら、また防災用の備蓄食料品については試食しながら、実際に見ていただきました。
防災教室も開かれ、子供たちが実際に災害が起きた時の対応など、防災について学びました。
⑥イノベーションスタジオエリア
イノベーションスタジオでは、オゾン水やソーラーランタン、空間伝送型ワイヤレス電力伝送の体験の他、こわがりヒーローのお面作成や、360度バーチャルのSDGsクイズなどを体験しました。
■6つの会場でスタンプラリーを実施。6つのスタンプを集めると、「フェーズフリー」という言葉になります。フェーズフリーとは、日常と非常の区切りを無くし、日常時に利用しているものを、非常時にも役立てるという考え方です。
全てのスタンプを集めた子どもたちには、保存食品のお菓子と、ガラポンのお菓子をプレゼントしました。